gorira824の日記

この世で1番どうでもいいブログ

失敗しても楽しい

友人に美容部員をしてる宝塚オタクがいて(以下:ヅカオタ)昨日はその子と遊んできました。私のつまらない遊びにいつも付き合ってくれる稀少な存在です。

まず新宿で集合するなりヅカオタが開口一番「何したい?端的に」ってガムを噛みながら強めの口調で聞いてきまして。あ〜こりゃ仕事でなんかあったなと。もたつくとより一層イライラされそうだからなんか適当にやりたいこと提案しようって思い「パズルやりたい!難しいやつ!」って答えて。

ちょっといまいちな提案しちゃったかなって心配したんですけど「めっちゃいいやん最高」と意外とヅカオタも乗り気だったので人混みを掻き分けながらパズルを求めドンキへ繰り出しました。

しかしドンキに到着し私たちはある問題に直面します。難しいパズルともなるとそれなりのピース数が欲しい→ピースが増えるとパズルも大きいものになる→大きいとかなり場所をとる→じゃあそのパズル完成した後どうすんの?問題。

ヅカオタの家でパズルをすることは決定していたのでこのままだとヅカオタ家に迷惑をかけてしまう。でもこいつ厚かましいから私に完成品持って帰れとか言ってきそう。それはめんどくさい。なにか提案をしないと。追い詰められた私は閃きました。

”難しいパズルでなくとも、こちらの知能を下げれば小さいパズルでも満足出来るのでは?”

ヅカオタに提案したところ「めっちゃ頭いい」と了承してくれたので1番安い赤ワインを3本購入し意気揚々と家へ向かいました。今思えばこの時がピークだった。

お家にお邪魔し、お姉さんに新年のご挨拶をし、手を洗い、私たちは無心で赤ワインを流し込みました。「2本を過ぎたくらいからパズルを始めよう」というデスルールを決めたのでこの激まず紫しぼり汁を飲まないと着手できない。加えて2人とも翌日仕事。本音を言えば早く終わらせて寝たい。もっと正直に言うとこんなことしないで寝たい。

酔っ払ってからの記憶はかなり朧気ですが、はがきサイズのルフィのパズルを「あ〜〜これはわからんわぁ!おん…ほんま…わっからへん…」みたいなことをずっと言いながらやってました。もはやピースを掴めない。はめるどころではない。なんて実りのない遊び。なんの意味もないけど、2人だから楽しい。こうやって結果にこだわらず過程を楽しめる相手こそ本当に大切にしなければいけない友達なんじゃないか?と死ぬほどワインを吐きながら思いました。

 

パズル、シンプルにいらなかったな