インフルエンザに学ぶ人生観
彼氏がインフルエンザになりました。土曜の夜に合流したら体調がみるみる悪くなり、日曜の朝に病院へ行ったら陽性。人のインフルエンザが潜伏から発症へと変わる瞬間を見たのは初めてです。蝉の羽化のような。やってることは逆なんですけど。
彼氏「検査薬に落としたら一瞬で赤になったんだって」
私「赤くなるんだ」
彼氏「妊娠検査薬みたいなもんだよ」
いつもは本当に面白い彼氏なのですがインフルエンザのせいか例えのキレも少し悪くなっていました。
マスクもせずこれだけ一緒にいたので多分私もインフル新幹線(のぞみ)に乗っています。が、知らない奴に移されるよりはよっぽどいいなと前向きに捉えています。敵に殺されるぐらいならせめて味方にという大和男子(やまとおのこ)の精神です。
インフルエンザで苦しむ彼を見て(今は薬があるけど時代が時代ならもう死んでんだよな)と思い、生きていることは本当に奇跡なんだと考えさせられました。
他人の評価を落として自分を良く見せようとしている場合でもないし、旦那の職業や服飾品でマウントを取っている場合でもないし、ユーチューバーのコメント欄を荒らしている場合でもない。もっと自分の好きなことに時間を使うべきです。
最近の私はどうかなと振り返りました。
川柳をひねって、絵を描いて、たまに楽器を楽しんで。
吟遊詩人